副業ブロガーの伽羅です(^^)
物販ビジネスで利益を少しでも
増やしたい！
誰でもそうですよね？
これだけは初心者であろうが
なかろうが皆同じだと思います。
特に物販ビジネスを始めたいけど
資金がない(T-T)と思っている方も
いるかと思います。
効率よく利益を出せる物販ビジネスの
ひとつに「中国輸入ビジネス」が
あります。
「中国輸入ビジネス」はとにかく
原価が安い！
しかしながら「中国輸入」も
そうそう簡単ではありません。
なんせ、中国です。
軽い気持ちで仕入れて、不良品を
つかまされたりして痛い思いする
ことも多々あります。
仕入れ業者にお願いするにしても
代行手数料、月額会費などが必要に
なってきます。
「中国輸入ビジネス」を始めるとなれば
毎月、代行会社にかかる経費、
販売するプラットフォームにかかる
経費、送料、税金、自分に入る利益を
考えて仕入れをしなければなりません。
そこで今回は
・最初は少量から始めたい
・中国輸入ビジネスをやってみたい
と思っている方に
個人で中国輸入ができて
資金少なめでできる
最安値「中国輸入」サイトの紹介と、
注意点、輸入にかかる税金(関税)
について解説していきます。
自分が予定している仕入れ
の数量、単価を把握して計算の参考に
してみてくださいね(^_-)-☆
中国輸入の有名処 Aliexpress（アリエクスプレス）
中国輸入の有名処
Aliexpress(アリエクスプレス）は
アリババグループが運営している
中国国外の消費者向けネット通販
サイトです。
つまり中国からの個人輸入が
簡単にできるサイトです♪
初めての中国輸入ビジネスには
最適かと思います(^^)
アリババ（1688）タオバオと比べると
少しお値段は高めですが中国語、英語が
わからなくても日本で
ネットショッピングするような感覚で
仕入れができるところが最大の
メリットです。
一個から購入可能なので
商品チェックも手軽に行えます。
ただし、全てのセラーが日本のように
良質な商品を出品しているわけではない
のでレビュー、店舗評価(☆☆☆☆☆）
をチェックする必要があります。
一つのセラーからのまとめ買いによる
送料、値段交渉もできますが、そこは
英語でのやり取りになるので英語が
堪能でない限りはそこは少し
難しいところですね^_^;
商品の価格
商品の価格で
￥1-2,973と表示がありますが
1円～2,973円までという価格の幅が
ありますよ～ということです。
サイズや材質などのバリエーション
で価格が変わりますので
注意しましょう。
また、同じ商品を出品している販売者が
もちろん多くなりますので、自分が
仕入れた商品の相場もきちんと調べて
から販売価格を決めることが大切です。
メリット
メリットとして
■日本の仕入れ業者より安価で仕入れができる
■送料無料の店舗もある
■1店舗でのまとめ買いによる送料、値引き交渉が可能(英語、もしくは中国語)
デメリット
デメリットとして
■商品到着まで時間がかかる
■値引き交渉の言語が英語
■アリババ、タオバオと比べると少し値段がお高め
中国輸入サイト「タオエクスプレス」
中国輸入サイト「タオエクスプレス」は
中国輸入代行会社で知られる
イーウーパスポートが運営しています。
2021年6月のオープンでまだ日は
浅いですが「アリババ」「タオバオ」
から個人で輸入ができるサイトです。
メルカリなどで少量から輸入を始めたい、
いきなり輸入代行会社は負担が大きいと
感じる方にはうってつけです。
購入から発送までの流れとして
↓
タオエクスプレス
↓
注文内容を元にセラーの商品を購入
↓
到着待ち
↓
商品到着
↓
発送依頼(運送費用支払い)
↓
発送(中国から日本)
オープンからまだ日が浅く、不具合が
多いところが難点ですが、運営サイド
の方でも都度都度修正をされている
とのことでしたので徐々に使いやすく
なってくるのではないかと思います。
まだ大きく宣伝、広告を出していない
ようでGoogle検索でもヒットしませんが
「アリエクスプレス」と比べても
かなり安く仕入れることが可能です。
わからないことなどはLINEカスタマー
できちんと対応してくれるので
安心です(^^)
また、利用した後のフィードバックも
受けつけているのでさすがは輸入代行
会社運営といったところです。
最大のポイントは仕入れ代行手数料で
最低チャージがありません。
2,000円の仕入れでも代行手数料は
正味5%の「100円」だけの明朗会計です！
無料会員でもかなりのおいしい話ですが
VIP会員になると代行手数料がゼロに
なるなどサービス盛りだくさんです(^^)
検品も依頼できる(有料)という輸入代行
会社ならではのサービスですね♪
↑タオエクスプレスから、中国輸入代行
「バイチャンス」へ変更しています。
メリット
■代行会社運営だけど基本無料（月額使用料がない）
■少量からの輸入が可能
■安く仕入れることができる
■検品の依頼ができる(有料)
デメリット
■まだまだ不具合が多い
■中国製品は粗悪品が多いことで有名なので店舗評価チェックが必要
■OEMなどのサービスはできない
中国輸入で注意しなければいけないこと
中国輸入で注意しなければいけないことは
何度も何度も言いますが
■偽ブランド品が売られている
■商標登録されていない偽キャラクター商品が売られている
偽ブランド品とキャラクター商品に関して
知的財産権を侵害する物品であると認定
された場合、税関により没収され、
日本への持ち込みができません。
また、「１０年以下の懲役もしくは
１０００万円以下の罰金またはその両方」
という重い罪に問われる場合もあります。
輸入代行会社でも、
「偽ブランド品、
キャラクター商品は
購入しないようにしましょう」
と注意喚起してあるよ～
くわしくは税関のホームページをご覧ください。
https://www.customs.go.jp/mizugiwa/chiteki/pages/d_005.htm
Twitterはこちら
https://twitter.com/Custom_kun?s=20
たとえ、知らなかったとしても
確実にOutです(T-T)
大量輸入を検討される方は経費を
負担してでも輸入代行会社を使う
ことをオススメします。
中国の休日や祝日の事情を把握する
中国では国民の代表的な祝日は、
中国側のお店も流通もすべて
ストップします。
中国は日本と違い、旧暦を用いるので
日本で言うところの「お正月」は
中国の場合「春節」と言って、1月の
終わり頃から2月の頭にお正月が来ます。
毎年この時期に、日本に中国から旅行に
来て日本の店舗での「爆買い」が
ニュースで伝えられるのがだいたい
この時期ですよね(笑)
各中国輸入サイトでも休日前になると
お知らせがありますのでチェックして
おきましょう。
中国輸入でかかる税金
中国輸入でかかる税金は
輸入する目的によって変わります。
個人が少ないロットで輸入することを
2つの言葉で分けられています。
輸入した本人が使用することを目的として輸入する
■小口輸入
輸入した後に第三者に販売することを目的に輸入する
個人輸入と小口輸入の違いは簡単に
言えば、個人向けに使用するのか
商売のために輸入するのかという
違いです。
中国輸入ビジネスは基本、商用輸入
となりますが、輸入する金額次第
（16,666円を超えなければ個人輸入
でOK）で判断していいかと思います。
課税価格とは？
関税を計算する際の基準となる価格で、
課税価格が小さいほど関税も
安くなります。
■小口輸入の課税価格＝商品の小売価格の100％×関税率
明らかに個人輸入の方が課税価格が
低くなりますよね。
関税は課税価格が1万円以下で
あれば非課税になるんです。
そのため個人輸入で16,666円以下の
ものであれば、課税価格は9,999円
になるので非課税になります。
なんで16,666円なんだろ？
なんで16,666円なのかというと、
税関のルールで「インボイス価格
の60%を商品価格とする」と
決まっているからなんだって！
インボイスってなんざますーー？！
インボイスとは税関に
「このような商品を他国に送ります」
と輸出する側が作成する書類のこと。
一般的にいうところの仕入書ね♪
販売目的で輸入される小口輸入の
課税価格には、個人輸入のような
減免措置が行われないので個人輸入
よりも高い税金を支払わなければ
なりません。
※16,666円以下でも
革製のバッグ、パンスト・タイツ、
手袋・履物、スキー靴、ニット製
衣類等は個人的な使用に供される
ギフトとして居住者に贈られたもの
である場合を除き、課税価格が1万円
以下であっても関税等は免除
されません。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice_about.htm
インボイスについてくわしくは国税庁ホームページをご覧ください。
簡易税率
簡易税率
課税価格が20万円以下の場合に適用される税率
商品代金と国際送料の合計が20万円
以下になる場合に簡易税率が
適用されます。
少額輸入貨物に対する簡易税率表 （関税定率法第3条の3関係）
(1) ワイン
70円/リットル
(2) 焼酎等の蒸留酒
20円/リットル
(3) 清酒、りんご酒 等
30円/リットル
(2)トマトソース、氷菓、なめした毛皮（ドロップスキン）、毛皮製品 等
20%
(3)コーヒー、茶（紅茶を除く）、なめした毛皮（ドロップスキンを除く）等
15%
(4) 衣類及び衣類附属品（メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く 等
10%
(5) プラスチック製品、ガラス製品、卑金属（銅、アルミニウム等）製品、家具等
3%
(6) ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品
無税
(7) その他のもの
5%
要するに簡単に大まかに7区分に分けますよ～てな感じですW
一般税率が適用されるもの（例）
■ミルク、クリームなどとその調整品
■ハムや牛肉缶詰などの食肉調製品
■たばこ、精製塩
■旅行用具、ハンドバッグなどの革製品
■ニット製衣類
■履物
■身辺用模造細貨類（卑金属製のものを除く）
https://www.customs.go.jp/tsukan/kanizeiritsu.htm
※税関のホームページから引用
実行関税率
実行関税率とは、いわゆる一般の関税率
課税価格が20万円を超える場合に適用されます。
大型輸入をする場合はこの実行関税率が適用
されちゃいますね～
（令和3年4月1日現在）
・毛皮のコート
20％
・繊維製のコート、ジャケット、ズボン、スカート
8.4～12.8％
・シャツ、肌着
7.4～10.9％
・水着
7.4～10.9％
・ネクタイ（織物
8.4～13.4％
・マフラー類
4.4～9.1％
■ハンドバッグ
・革製又はコンポジションレザー製
8～16%
■アクセサリー
・金製、銀製、プラチナ製、貴石製品
5.2～5.4％
■時 計
腕時計、その他の時計
無税
■機械類及び電気機器
・パソコン
無税
・デジタルカメラ、ビデオカメラ
無税
■楽 器
・ピアノ、弦楽器、吹奏楽器
無税
■記録物
・ブルーレイディスク、ＣＤ
無税
・書籍、雑誌
無税
■印刷物
・楽譜、ポスター、複製画、カタログ類
無税
■美術品
・肉筆の書画、版画、彫刻
無税
■化粧品
・香水、オーデコロン、口紅、マニキュア用品、化粧水
無税
・浴用化粧石けん
無税
■玩具
・玩具（人形を含む）
無税
■スポーツ用品レジャー用品
・乗用自動車、オートバイ
無税
・モーターボート、ヨット、カヌー
無税
・スキー用具、ゴルフクラブ
無税
・釣り用具
3.2%
■履物
・甲が革製又は甲の一部に革を使用したもの
30％又は4,300円/足のうちいずれか高い税率
■家具類
腰掛け、家具（事務所・台所・寝室用
無税
■床用敷物
・じゅうたん（綿製、羊毛製、人造繊維製
6.3～8.4％
■台所及び家庭用品
・プラスチック製
・陶磁製
・ガラス製
・ステンレス製
それぞれ無税～3.9％
■寝具類
毛布、ベッドリネン
マットレス、布団
3.2～10.9％
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1204_jr.htm
さらに詳しくは税関のホームページをご覧ください。
中国輸入ビジネスでかかる関税
輸入ビジネスにかかる関税として
・税関手数料：1箱200円
・関税
(商品代金×60%＋送料)×簡易税率＝関税額(100円未満切捨)
・消費税
(商品代金＋送料)×10％（地方消費税含む）
■通関業者
・通関手数料：1箱4元（約80円）
※通関手数料と税関手数料は一律で決まっています。
通関業者に依頼する事もできますが
別途代行手数料がかかります。
https://www.customs.go.jp/kyotsu/aeo/broker/broker.pdf
興味のある方は、参考までに
税関の認定通関業者一覧をご覧ください。
（お住まいの地域の業者を
探してみてください。）
まとめ
「中国輸入ビジネスでの仕入れ
最安値と注意点、輸入にかかる税金」
について書いてみましたが
いかがでしたか？
せっかく安くで仕入れられるのに
税金取り過ぎじゃね？
なーんて思う人もいると思いますが
これは
・関税は税金であり、国の収入となります。
税金は例えば小学校、ゴミ処理施設、交番といった私達が暮らしていく上で必要となる公共サービスに使われます。
■自国の産業の保護
・外国から安い商品がたくさん輸入されると、価格面で不利になってしまう自分の国の商品が売れなくなってしまいます。
関税は外国の商品の値段を調節でき、自分の国の産業を守ることができます。
という二つの目的があります。
関税は国ごとに異なり、それぞれの国が
自分たちで決めます。
関税を何パーセントにするか決めたもの
を関税率といいます。
関税率は輸入する商品（もの）により
異なり、その国にとって守りたいもの
の税率は高くされていることが多いです。
「子どもに「関税ってなに？」と聞かれたら」から引用
https://www.iot-makers.co.jp/blog/column/2228/
とてもわかりやすいので
よければご覧ください(^^)
中国輸入ビジネスを始めるには
「関税」のことをひとしきり知る
必要があります。
数字をパッと見ると頭が痛くなる
事もあるとは思いますがジッと我慢
の子で何度も読み直したり調べたり
していくと少しずつ身についてきますょ♪
わからないとき、もっと詳しく
知りたいときにはJETRO（独立行政法人
日本貿易振興機構（ジェトロ））、
税関に直接尋ねてみるのが
一番いいですね(^.^)
ちょっとした脳トレになると思うので
計算が苦手な方も是非、TRYしてみて
くださいね(^_-)-☆
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