副業ブロガーの伽羅です(^_-)-☆
「FX初心者必見!ファンダメンタルズ分析ってなんだろう?」について解説していきます。
投資の分析方法として
■「ローソク足の動きや形を調べる」テクニカル分析
■「金融政策や経済状況、経済指標を基に分析する」ファンダメンタルズ分析
があります。
どちらかひとつだけの分析方法ではどうしても情報が不足がちになります。
では、この「ファンダメンタルズ分析」がどのような場合に必要になってくるのか、ファンダメンタルズで多くの投資家が重要としてよく見ている二つの指標「経済成長率(GDP)」、「雇用情勢(雇用統計)」について詳しく説明していきましょう。
FXのファンダメンタルズ分析とは?
FXのファンダメンタルズ分析とは、国の経済状態を示す全てのデータ、いわゆる「経済の基礎的条件」のことで、為替相場の中期、長期の動きを予想するのに向いている分析方法になります。
株式投資などで使われる企業のファンダメンタルズは、売上高や純資産といった業績や資産、負債などの財務指標、いわゆる企業の財務状況を分析することです。
経済成長率や物価上昇率、財政支出など経済に影響を与える可能性のある要人の発言などファンダメンタルズとして活用されています。
特に日々、発表される経済指標と要人発言の情報収集がファンダメンタルズ分析を行う上で重要とされています。
FXは、通貨を発行する国の経済状態の影響を受ける為、もっと大きく分けて見ることになります。
●経済成長率 (国内総生産)(GDP)
●雇用情勢
●物価指数
●政策金利
これらの経済や金利の動向を分析して為替の値動きを予想するのがファンダメンタルズ分析なのよ(^_-)-☆
この難しそうな情報はどうやって調べたらいいの?
GDPや物価指数といった国の経済指標、各国の政策金利は発表される日時が前もって決まっているから、メディアからの情報収集できるけど、各FX会社のアプリや証券会社のwebサイト、Yahoo!ファイナンスなどでタイムリーに情報収集できるザマス!
経済成長率(GDP)
経済成長率とは、「国内総生産」のことで、GDP(Gross Domestic Product)といいます。
G:Gross(合計)
D:Domestic(国内)
P:Product(産出物、成果)
GDPは経済成長や景気動向を総合的に判断できるとても重要な指標のひとつです。
GDPは、内閣府が作成し、発表します。
GDPは、国内で新たに生み出されたモノやサービス、「付加価値」の合計、つまり日本であれば日本の儲け、アメリカであればアメリカの儲けということになります。
GDPは、国の豊かさの指標です。
GDPによって国内でどれだけの儲けが産み出されたか、国の経済状況の良し悪しを端的に知ることができる、つまり世界の国々がどのくらいの経済力を持っているかを表す方法で一番良く使われています。
【付加価値の式】 一定期間内の売上(生産高)-原材料費=付加価値
商品には、原材料費・部品などが必要ですが、それらの値段は最終的にできた商品の価格に含まれるので、外して計算します。
GDPは、1年ごとの数値の他、四半期ごとに「速報値」、「改訂値」、「確定値」と、3回に分けて発表されるのよ。
「1月」、「4月」、「7月」、「10月」の月末に発表される速報値がもっとも注目されるので相場の動きに注意点しましょう。
正確に状況を知るためには、物価の変動についても考える必要があります。
そこで、物価の変動を考慮するかによって、GDPは名目GDPと実質GDPという2つの指標に分けられます。
■名目GDP
生産数量に市場価格をかけて生産されたものの価値を算出し、すべて合計することで求めます。
GDPをその時の市場価格で評価したものです。
わかりやすくいうと、商品の価格などをすべて合計したもの。
インフレが起こって貨幣価値が下がっていたとしても、考慮には入れません。
■実質GDP
物価の変動による影響を取り除き、その年に生産された財の本当の価値を算出したもの。
名目GDPは生産数量に市場価格をかけて、生産された財の価値を算出し、すべて合計して算出しますが、実
質GDPはここから物価の変動による影響を取り除きます。
投資をしている人達も、経済成長状況を把握するために、実質GDPが重要とされ注目されています。
例えば、ケーキ屋さんのケーキには原材料費や間接費などを全て合計した価格と考えればいいのよ♪
間接費って?
間接費とは、製品・サービスを生産する際に間接的にかかる費用のことで、管理費や減価償却費、家賃、光熱費、人件費などが含まれるのよ♪
たった1個の商品の値段の中にいろんな費用が含まれているのね。
そうなのよ、だからたくさん売らないと赤字になっちゃうわけね!
じゃあ、実質GDPは?
実質GDPは、そうね、簡単に言えばその商品がいくつ売れたかって感じかな。
名目は金額ベースでの評価、実質は数量ベースによる評価ってことね。
雇用情勢
雇用情勢とはいわゆる雇用統計、現在の経済情勢に応じた雇用者,失業者の増減動向のことで、さらに労働力需給、賃金、労働時間、企業の雇用判断などの動向の総合判断をいいます。
情勢とは、物事の流れや動き、変化の様子のことをいうのよ(^_-)-☆
情勢の情とは物事の様子を表し、勢は物事の流れなどを意味するのよね♪
情勢は物事の移り変わりやその時々の状況を表す言葉ということになるザマス(^_-)
特に投資をしている人たちの中で注目されているのが、米雇用統計(アメリカ)で米国の景気の実態を知るうえで最も重要な経済指標のひとつで、経済指標発表後(月の最初に発表)は為替が変動しやすいことを覚えておく必要があります。
雇用情勢の変動は個人所得や個人消費動向などを如実に知ることができるため、米国の金融・経済政策に影響を及ぼすことから世界の投資家や金融機関等の注目度が高いのよ。
雇用統計発表日
毎月第1金曜日
ニューヨーク現地時間午前8時30分頃
(夏時間:日本時間午後9時30分、冬時間:日本時間午後10時30分)
米雇用統計はひとつではなく、いくつかの項目で構成されています。
■非農業部門雇用者数(NFP)
■失業率
■平均時給
■週労働時間
■建設業就業者数
■製造業就業者数
■金融機関就業者数
などの10項目
なかでも重要なのがこの「非農業部門雇用者数(NFP)」と「失業率」です。
非農業部門雇用者数(NFP)
農業部門を除いた産業分野で雇用されている人数を示しています。
自営業や農業従事者は調査対象に含まれません。
前月比の増減で判断され、一般的に雇用が予想より増加すると賃金も増える、つまり米ドル高になり、個人消費が拡大すると予測され、失業率が低下すれば個人消費が増加すると予測されるので雇用統計発表後はまず、このNFPが事前予想より良いのか悪いのか確認する必要があります。
失業率
労働力人口(16歳以上の働く意志を持つ人達)のうち、失業者の占める割合です。
米国内の失業者数(16歳以上の働く意思のある人数)を労働力人口(失業者数+就業者数)で割って算出。
失業率(完全失業率)=(完全失業者÷労働力人口)×100
※ 求職活動を諦めて過去4週間以内に求職活動をしなかった人は失業者と見なされません。
ファンダメンタルズ分析の米雇用統計はどこでみることができる?
ファンダメンタルズ分析の米雇用統計はどこでみることができるのでしょうか?
各FX会社のアプリや口座開設、証券会社のwebサイト、Yahoo!ファイナンスなど様々な方法でタイムリーに情報収集できます。
初心者の人にはみんかぶさんが見やすいのではないかと思います。
みんかぶさん、気持ち的になんかホッとするわぁ(^_^;)
初心者の人にもわかりやすく説明してあるところがうれしいね♡
それな( ´-ω-)σ
アメリカの経済指標に影響のある通貨ペアや、過去の雇用データなどとても見やすいので試しに覗いてみるのもアリだと思います。
FX 為替レート(通貨の値段)の変動要因とは?
為替レート(通貨の値段)の変動要因は「需要と供給の関係」で決まります。
●需要:ある商品を買おうとすること
●供給:ある商品を売ろうとすること
スーパーで野菜がめちゃくちゃ安いときと倒れそうなくらい高いときがありますよね。
これが「需要と供給」で収穫量が多くて沢山野菜が出回ると需要よりも供給の方が多くなるので安くなります。
安いときは冷蔵庫いっぱいになるほど買いまくるわよ( *¯ ꒳¯*)フフン
逆に災害や干ばつなどの影響があって野菜が不作という事態になった場合、供給よりも需要の方が高まるので悲しいですがお高くなります。
野菜売り場で買うか買わないか、マジ悩むのよね…(;-ω-)
野菜と同じように、FXにおける外国為替も同じである国の通貨買いたい人が売りたい人よりも増えたら通貨価格は上昇します。
そして通貨を売りたい人が買いたい人よりも増えたら通貨価格は下落します。
例えば、USD/JPYの場合、ドルの需要が高まればドル高となり、円の需要が高まれば円高になるのです。
通貨の価格が変動するのはわかったけど、どういうタイミングで重要と供給が変わるのかな?
ニュースなどで経済指標の発表や、経済政策などの情報を知ることができるでしょ?
それを、分析しちゃうのがファンダメンタルズ分析なんザマス!
主に外国為替の需要と供給に影響を与える要素として
✅景気・経済
✅金利
✅資源の価格
✅政治情勢・地政学的リスク
✅要人発言
景気・経済
景気、経済が良くなるとその国に投資したい人が増えるのでその国の通貨が高くなります。
なぜかというと、景気が良い国の株や不動産を持つことで値上がり益が期待できるからです。
逆に景気が悪くなるとその国に投資したい人が減ってしまうので通貨の価格が下落してしまいます。
■景気が良くなるとその国の通貨の価格は上昇
■景気が悪くなるとその国の通貨の価格は下落
米国の貿易赤字(輸入が輸出を上回る状態)の拡大は円高要因といわれています。
円高になると輸入品のお買い物や、旅行もお安くなって家計も助かっちゃうなぁ♪
金利
金利とはお金を預金したり、借りたりしたときに発生する利息のことです。
銀行の預金やローンをイメージするとわかりやすいかと思います。
FXでは、2つの国の金利差から発生するスワップポイントというのがあり、通貨を保有すると金利がつきます。
金利が高い国と金利が低い国があれば金利の高い国の通貨を保有することによってたくさんの金利をもらえることになるというわけです。
金利が高くなった国の通貨は上昇、金利が低くなった国の通貨は下落します。
●金利上昇=通貨高
●金利下落=通貨安
金利が高い国として新興国が上げられます。
新興国とは、一般的に先進国と比較して経済発展の遅く、今後、特定の条件を満たすことができれば、高い成長が見込める諸国と考えられています。
その代表格がBRICS※ブラジル(ブラジル・レアル)、ロシア(ルーブル)、インド(ルピー)、中国(人民元)、南アフリカ共和国(ランド)です。
※BRICs(ブリックス)とは
●ブラジル(Brazil)
●ロシア (Russia)
●インド (India)
●中国 (China)
の頭文字を合わせた造語(総称)になります。
中国やインド、ブラジルなどは経済力で世界的に上位に位置する大国といわれているんだけど、国民一人当たりの経済力では中位・下位なのよ。
その上、都市部とそれ以外の地域格差が大きいから、先進国には含まれていない状況っていうわけなのよ。
金融政策も一般に物価上昇時には引き締め(=金利上昇)に動きます。
消費者が購買行動を控え、物価がデフレ状態になると、金利は下がると言われています。
消費者はお金を持つよりも物を持つほうが、満足感や価値を見いだせるため購買意欲が高まると考えられ、資金需要が高まる一方で貯蓄など資金の供給は減り、金利が上がると考えられます。
銀行預金や債券投資でも、金利が高い方がより多くの収益を得ることができますよね。
ただしインフレ率※の高い場合は必ずしも好材料といえないので注意が必要です。
政策金利の動向は要チェックです。
時給も安くなって、財布の紐が堅くなるってことやね
わ、私のことか…!
あ、元々時給安かったわwww
資源の価格
資源とは、食料や燃料、原材料等を含む、我々の日常生活や産業活動において不可欠なものを表します。
日常生活に必要な物を思い浮かべてみてください。
石油や石炭、鉄、果物、乳製品、肉など輸入、輸出されるさまざまな物がありますよね。
資源を輸出する国で資源価格が上がると景気が良くなって通貨価格は上昇し、資源価格が下がると景気が悪くなるため通貨価格は下落してしまいます。
資源高は資源国通貨にとって好材料と言われています。
資源国といわれる通貨は、商品市況に影響を受けやすく、インフレの際に買われる傾向があります。
◎オーストラリア
◎ニュージーランド
◎カナダ
◎南アフリカ
◎ノルウェー
◎アメリカ
などが資源国として注目されています。
資源の中には、金や銀、プラチナなどの貴重な鉱物資源や、石油、石炭、天然ガスといったエネルギー資源、食料資源などが含まれているのよ♪
日本も輸出できるだけの資源があったらいいのになぁ
様々な国からの輸入が制限されると、戦後、努力して経済を発展させてきた日本でも苦しい現状になるよね
政治情勢・地政学的リスク
政治情勢とは、政治の現在の状況や近い将来の展開のことです。
地政学とは、地理学と政治学を合成したものを地政学といい、そのリスク要因のこと国の特性や政策を地理的な要素から研究する学問のことです。
地政学的な要因には、テロや戦争、自然災害などが挙げられます。
地震や干ばつなどが起こると、その国の経済状況が悪化し、通貨の価値が下落すると予測されます。
テロや戦争などが発生した場合も、自然災害が起こるのと同様に経済にも悪影響(景気悪化)を及ぼすと考えられ、投資する人が減って、その国の通貨の価値は下落します。
為替相場の変動要因になるということです。
「有事のドル買い」という言葉がありますが、最近は必ずしも有事がドル高につながらない、という指摘もあるので頭に入れておきましょう。
注目している国の景気が良くても、それ以上に他の国の景気の方がそれを上回っていれば注目している国の通貨の価格は下落し、景気が上回っている国の通貨の価格が上昇します。
通貨の価格は2国間の綱引きで決まるので、ファンダメンタルズを見ておくことが重要です。
要人発言
要人とは、簡単に言うと重要な人の発言です。
その重要な人の発言により、為替相場が大きく変動することがあります。
各国の為替レートに対するスタンスが反映される場合が多く、投資家の注目を集めます。
どういう人たちが要人といわれるのかというと、各国の首相、大統領、中央銀行総裁が上げられます。
各国の首相・大統領
●米国 バイデン大統領
●ドイツ ショルツ首相
●イギリス リズ・トラス
●フランス マクロン大統領
●ロシア プーチン大統領
●中国 習近平総書記
●日本 岸田首相
大統領と首相と呼び名が違うのは何でだろう?
大統領と首相の違いは、
●大統領はその国の一番偉い人
●首相は一番偉い人は他にいてその人の部下であり、部下の中で一番偉い人ってことなのね。
なるほど…
ほかに偉い人がいるのにその人は出てこないの?
日本を見てみるとわかるように日本は岸田首相が要人といわれます。
岸田首相の上には天皇陛下がいますが天皇陛下は政治には一切関わらないため、岸田首相が発する言葉が要人発言として捉えらるというわけなんです。
イギリスも一番偉い人はチャールズ3世、ドイツはフランク=ヴァルター・シュタインマイアー連邦大統領がいます。
各国中央銀行総裁
●米国 パウエルFRB議長
●EU ラガルドECB総裁
●イギリス ベイリー中央銀行総裁
●日本 黒田日銀総裁
各国中央銀行当局者の発言では、金融政策について重要な事柄を発言しますのでチェックしておきましょう。
経済閣僚である財務大臣や財務長官なども、金融政策について発言するわよ!
為替相場の変動要因になるから、日本銀行総裁や米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言と同様に要チェックよ!
財務官の発言も為替相場に影響することがあるよ!
財務官とは、日本の財務省において財務官僚ナンバー2のポストで、円買い・円売り介入実施の実質的な権限がある凄い人なのよね!
まとめ
FX初心者【重要】ファンダメンタルズ分析で投資家が注目する「経済指標」って?について解説してきましたがいかがでしたか?
FXで利益を得るには、為替の動きを予測する事が重要です。
なぜ為替が動くのか知っておくことがまず必要となります。
為替はその通貨を発行する国の経済状況によって動くので、景気動向や金利などを分析して為替の動きを探ることを「ファンダメンタル分析」というのです。
もちろん、「ファンダメンタル分析」だけでは判断できない事もありますが、一つの「経済指標」の発表によりトレンドが大きく変わることもありますので決して無視することはできません。
今、FXや投資をしていなくても世界各国の経済を知ることは日々生活に与える影響に気づくことができるようになりますし、FXにより興味がわくかもしれませんね。
少しでも世界の経済について興味が沸いたらぜひ学んでみてくださいね♪
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