こんにちは♪
副業ブロガーの伽羅です(^.^)
TVやラジオで聞く「ダウ」って何? テクニカル分析の基礎「ダウ理論」と歴史について解説しています。
ダウ平均株価という言葉を聞いたことあるけど聞き流してしまっているという人も少なくないと思います。
私もお昼前のラジオで毎日聞こえてくるわ♪
そうそう、私もTVでよく聞くけど「ダウ」って何なんだろ?って思ってた!
このダウ理論はすべてのテクニカル分析の基礎として現在も多くの投資家に支持されています。
株式や仮想通貨、FXなどのあらゆる相場を分析する上で、ダウ理論を理解することはとても大切なことなのです。
投資に興味がある、投資をする余裕がない人でも、基礎知識を身につけておけば、今後の日本の株式市場やFX先物取引など様々な場面での先行きを想像したり、考えたりすることに役立つかと思うのでこれを機会に「ダウ」について雑学も交えて学んでいきましょう。
「ダウ」って言葉はどこから来たの?
TVなどでたまに耳にする「ダウ」とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社という会社がアメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、ダウ式平均株価にて算出、リアルタイムで公表するアメリカ合衆国の代表的な株価指数です。
「ダウ」って言葉は、「ダウ理論」の元型を作ったといわれる人の名前が使われているのよ。
チャールズ・ヘンリー・ダウ(Charles. Hennry. Dow)
アメリカ合衆国のジャーナリスト、証券アナリスト
■21歳:新聞記者になり、主にニューヨーク証券取引所での相場に関する記事を執筆。
■31歳:エドワード・ジョーンズ(統計学者)やチャールズ・バーグストレッサーと共にダウ・ジョーンズ
社を設立し、ウォール街の経済関係者に経済ニュースレターの配布
■38歳:日刊経済新聞「ウォールストリートジャーナル」を創刊
ニューヨーク市にある経済活動の中心地「ウォール街(ウォール・ストリート)」に由来
■45歳:ダウ・ジョーンズ工業平均株価の工業株中心の12銘柄で構成で掲載を始める
■50歳:ウォールストリートジャーナルにて社説コーナーの執筆を始める
■51歳:死去
※ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)は、ニューズ・コープの子会社であるダウ・ジョーンズ社が発行する国際的な影響力を持つ日刊経済新聞。
無料は制限があるけれど軽く世界の情報を知るにはもってこいだと思うわ♡
様々なsnsでの発信をしているのでお試しで覗いてみるのもアリね♪
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チャールズ・ヘンリー・ダウが亡くなった後に、ウォールストリートジャーナルの編集者のウィリアムピーターハミルトンが今日の「ダウ理論」を作ったといわれ、友人であるサミュエル・アームストロング・ネルソンが広めたといわれてます。
ダウの社説がとても重要なことだってわかってたってことね!
そうね!
ダウの理論を完全化させるなんてダウ本人も思っていなかったかも!
俺の友達最高!て言うてそうw
ダウ理論によるトレンドの定義
ダウ理論によるトレンドの定義として、波が連続しながら向かう方向である、つまり、目立つ高値安値を意識することです。
ダウ理論は長期のトレンドの方向を見ていくものなので
●高値も安値も同じように切り上がっていなければ上昇トレンドとはいえない
●高値も安値も同じように切り下がっていなければ下降トレンドとはいえない
ダウ理論の6つの基本理念
ダウ理論の6つの基本理念
■平均株価はすべての事象を織り込む
■トレンドには3種類ある
■主要トレンドは3段階からなる
■価格は相互に確認されなければならない
■トレンドは出来高でも確認されなければならない
■トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
ダウ理論とは、すべての相場の分析をする上で役に立つ相場理論です。
チャールズ・ヘンリー・ダウが「ウォールストリート・ジャーナル」の社説で書いた「株価の価格変動に関する理論体系」(テクニカル分析の原点となる理論)のことです。
全てのテクニカル分析は、ダウ理論をベースに発展しているんです♪
ダウさんって凄い人なんだね!
平均株価はすべての事象を織り込む
「ダウ理論」の基本理念の中で有名なのが「平均株価はすべての事象を織り込む」という言葉です。
FX投資においては、「チャート上の価格がすべてである」という意味になります。
チャートは、けっして適当に動いているわけではないってことよ!
チャートの動きに反映されるものって?
●企業の業績や経済状況
●投資家による売買行為(利確損切り)などでの影響
株価は投資家の売買行為や、企業の業績、金融政策、政治イベント、経済指標などあらゆる情報に影響を受けるザマス!
これらの情報が値動きに影響を与えることで、株価が変動し、すべての値動きに反映するってことなのね!
※経済指標:経済指標とは、各国の経済活動状況を表す統計データのことで、各国の公的機関が定期的に集計・公表するデータを指します。
トレンドには3種類ある
ダウ理論では、相場には次の3種類のトレンドがあるとされます。
長期トレンド(プライマリーサイクル):1年から数年間継続 ※主要トレンドで最も重要
中期トレンド(セカンダリーサイクル):3週間から3ヶ月間継続 ※長期トレンドと逆の動き調整波
短期トレンド(マイナーサイクル):数時間~3週間継続 ※最も細かい波の波形
例えば、15分足のトレンド、4時間足とではトレンドが変わります。
短い時間足では下降気味であったはずのチャートが時間足を変えることで、4時間足では上昇していたのに15分足では下降していたと違った見解になっていることがあるのです。
トレンドの方向感を見極めるためには時間軸を意識してテクニカル分析をしていくことです。
短いものは1分(1分足)から長いものになると1ヶ月(月足)まであり、時間軸・値幅を変えることで通貨が上昇局面なのか下落局面なのか見え方も大きく違ってきます。
異なる時間軸のチャートを見て現在の相場環境やトレンドを把握し、エントリーポイントを探る、これをMTF(分析マルチタイムフレーム分析)といいます。
MTF分析(マルチタイムフレーム分析)の基本
● 実際のトレードの時間軸を問わず、長期足から分析
● 短期足よりも長期足を重視
● 長期足の動きを踏まえて短期足を判断
レートは時間足を見てわかるように、小刻みに上下運動を繰り返しているので長期チャートで大局のトレンドをつかんで、短期・中期のチャートで押し目買いや戻り売りのエントリーチャンスを探してみましょう。
主要トレンドは3段階からなる
ダウ理論ではさらに、トレンドには次の3つの段階があります。
「主要トレンド」を、第一段階を「先行期」、第二段階を、「追随期」、第三段階を「利食期」の3段階に分類しています。
■第一段階「先行期」
一部の先行投資家が底値で買ったり、天井から売ったりして価格に緩やかな動きが出る時期
■第二段階「追随期」
先行期の動きに市場全体が追随して急激な価格変動が起きる時期
■第三段階「利食期」
先行期にエントリーしていた投資家が利益確定を行う時期
トレンドは3段階に分かれるという本質的な意味として有名なウォール街の格言に次のような言葉があります。
米著名投資家ジョン・テンプルトンの言葉で、株式市場について、多くの市場参加者が悲観的になっている時が買い場であり、逆に楽観的になっている時が売り場である、ということを意味しています。
●先行きに警戒感や疑い(懐疑)が残るうちは徐々に上昇(回復)を続ける
●警戒感が薄れ楽観的になったころは、相場の天井圏が近い
●市場が総強気や幸福感に浸っているときに、上昇相場が終わることが多い
■トレンドの初期段階
下落トレンドが終わり新しい買いが入ってくる先行期、いわゆるプロのトレーダーによる仕込みが入る時。
前回のトレンドを引きずっている状態で、まだまだ前回のトレンドが継続すると売りを仕掛けてくるトレーダーがいる状態です。
■トレンドの中期段階
中期段階はトレンドの初期段階の再び下落したところから、底値を下抜けずに上昇した段階。
ここでお勉強している一般トレーダーは上昇トレンドを確信して入ってくるので、伸びのある買いが入ってきて大きく上昇トレンドが形成されてきます。
TVなどメディアの情報を聞きつけた一般トレーダーが参入してくる。
ここで、利益を得たプロの人達の利益確定売りが出始めてきます。
そして限界まで上げきったら、利益確定の売りと、出遅れて高値で買ってしまった人の損切り、新規の売りで大きく下降していく。
下がりきった後は、またプロのトレーダーによって仕込みが入ってこのサイクルの繰り返しになるのね!
価格は相互に確認されなければならない
ダウ理論に基づいてトレンドをとらえるためには、複数の銘柄で同じトレンドを確認するべきということです。
100年以上前に株式市場の分析がダウ理論の出発点となっています。
工業平均株価と鉄道平均株価を見比べる理由として、工業で物が作られ、儲かっているということは、それを必要としている人の元に送られなければいけない、いわゆる輸送手段が必要ということです。
当時は輸送手段は鉄道しかなかったので、工業が忙しいのであれば、当然、鉄道も忙しいはずだと考えられたわけです。
お中元お歳暮の時期になると配送業者も忙しくなるのと同じですね。
なので、この二つのトレンドが揃って初めてトレンドが来ていると確信することができたわけなんです。
FXの場合、相関関係のある通貨ペアや指標を確認するのが重要ということになってきます。
例えば、米ドルの場合の上昇トレンドを確認する場合、1つの銘柄だけを見るのではなく、他の銘柄も見てみることが大切ということです。
その他、米ドルを絡んだ通貨ペア、例えばUSD/JPY、EUR/USDなどで、ドル買いが活発であることを確認するのもアリだよね!
トレンドは出来高でも確認されなければならない
出来高とは、一定期間中に成立した売買数量(取引量)のことです。
株式投資では出来高を確認することができ、市場の活性度合いや銘柄ごとの人気度を判断する指標となります。
しかしFXでは、株式市場とは違って、世界中で国境の区別なく取引されている為、正確な出来高の数値を取得することができません。
ダウ理論で相場を分析するには、高値と安値を見つけることが重要なのですが、いくつも高値と安値があるなかで簡単にトレンドを見つけることは無謀といえるでしょう。
何でも修行が必要なのねーーー(T-T)
高値と安値を視覚的に表示させるインジケーターでMT4,MT5にデフォルトで導入されている「ZigZag」を表示させることで、高値と安値を目で見て判断できる目安となるので試してみるのもいいかと思います。
●「ZigZag」設定♡
1「挿入」→2「インジケーター」→3「カスタム」→4「ZigZag」の順番になります。
トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論では、発生したトレンドは明確なトレンド転換サインが出るまで継続すると考えます。
ダウ理論が定義する「明確なシグナル」というのは、いわゆる高安値の切り上げ・切り下げです。
ダウ理論でのトレンド定義
●安値と高値がそれぞれ切り上がっていれば上昇トレンド
●安値と高値がそれぞれ切り下がっていれば下降トレンド
✅上昇トレンド「安値を切り上げながら高値を更新」し続ける限りはトレンド継続
✅下降トレンド「高値を切り下げながら安値を更新」し続ける限りはトレンド継続
どこかのタイミングで切り上げ・切り下げが終了し、崩れたところで転換シグナルとなるわけですが、多少のズレではなく明確に高値・安値更新が無くなった時がトレンド転換のシグナルになります。
この定義は6つの基本理念の中でもかなり重要な部分であるといわれているから必ず覚えるザマス!
まとめ
TVやラジオで聞く「ダウ」って何? テクニカル分析の基礎「ダウ理論」と歴史について解説してきましたがいかがでしたか?
「ダウ」を意識し始めることで相場認識が上がり、高値を切り上げやすいのか切り下げやすいのか大まかな方向がわかるようになります。
ダウ理論は19世紀に作られた理論なので、「古い」と思いがちですが、現在でも十分機能する分析手法であり、多くの投資家が活用しています。
注意点として、全てのチャートがダウ理論通りに動くわけではないことも理解しておくことが大切ね!
トレンドの転換が曖昧であったり、トレンド相場ではなくレンジ相場になる場合もあり、ファンダメンタルズ的な要因でダウ理論通りの相場の動きにならない場合もあるのでそこは頭に入れて取引を行いましょう。
✅トレンドに従ったトレードの方が利益を伸ばしやすい
✅ダウ理論は絶対ではない
✅ファンダメンタルズを補助に使うべき
※ファンダメンタルズ(fundamentals)とは、日本語で「経済の基礎的諸条件」という意味。
国はもちろん企業などの経済的な状態を示す重要な指標で、経済的に信頼性が高いか否か判断する際に用いられます。
ダウ理論を使い、トレンドに乗った取引をするよう心がけると勝ちやすくなります。
ダウ理論はFXの相場で常に通用するわけではありませんが、考え方を押さえておくとトレンド相場での取引においていい感じに参考になると思うので、ぜひ学んでいただきたいと思います。
また、主要トレンドに乗ることで、大きな利益をつかむチャンスも出てくるでしょう♪
ぜひ、ダウ理論を使って、チャートを見比べることから始めてみてくださいね♡
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